ご注意ください!労務管理士と社会保険労務士は全く関係ありません!

ご注意ください!
労務管理士と社会保険労務士は
全く関係ありません!

“労務管理士”資格取得なる講習会に関して、新聞に折込チラシが入ってきたり、受講案内ハガキが頻繁に送られてきたりします。一般からみると、社会保険労務士に類似した名称から、誤解される方も多いようですが、国家資格である『社会保険労務士』とは何ら関係ありません。

社会保険労務士になるには、社会保険労務士法に基づき、厚生労働省が年1回実施する社会保険労務士試験に合格しなければなりません。この試験は、短大卒以上などを受験資格とし、合格後も2年間の実務経験、都道府県社会保険労務士会への入会など厳格に法律で定められています。2時間程度の講習でもらえる”民間任意資格”とは、本質的に違います。

 

Q1.労務管理士の資格取得は法律で義務付けられているか

この資格は民間任意団体によるものであり、講習を受ける義務はありません。業として労働社会保険事務を行うために法律で取得の義務付けられている国家資格の社会保険労務士とは根本的に違うところです。

Q2.労務管理士の資格があれば、社会保険労務士の業務が行えるか

できません。もし行えば、社会保険労務士法違反で罰せられます。ですから、この点に関しては、労務管理士は全くの一般人と同じ取扱ということになります。

 

当然、”労務管理士”なる資格を取得しても、社会保険関係書類の作成・届出など社会保険労務士業務を業として行うと、社会保険労務士法違反となります。

労務管理士の講習内容は、研修目的であれば別に違法なことではありません。

例えば、自動車の構造や交通法令を自ら勉強されるだけなら、結構なことで免許証も不要です。しかし、公道を運転するには、やはり公安委員会発行の免許証が必要不可欠であるのと同じです。

最近、労務管理士なる資格講習のチラシなども違法性追及を逃れるために巧妙化しています。2時間程度の講習終了後の高額な登録料請求、さらに次の講習への勧誘などです。勧誘の方法によっては、詐欺罪や脅迫罪が成立しますので、そのような情報があれば、本会へお問い合わせくださいませ。